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漆黒.and
再生の火塗
塗装が剥げてきて
焦げ付きやすくなってきたフライパン
廃棄する前に漆を塗ってみようと思い
結果
大皿に生まれ変わりました
工程
漆がのるように全体をペーパーで研ぎます。
全体に生漆を塗ります。
錆漆(さびうるし)
砥の粉に水を加えて練り
そこに漆を加えて作ります。
研いで
弁柄と木地呂漆混ぜて塗ります。
漆が乾かないうちにろうそくの煤をつけます。
叢雲塗り(むらくもぬり)
艶上げ
黒呂色漆を塗って
研ぎます。
黒呂色漆を塗って
胴摺り
艶上げ
傷が入った部分に朱合漆を入れそこに弁柄を刷り込みます。
刻苧(こくそ)
麦漆に砥の粉と細かくした綿を混ぜて作ります。
刻苧と錆漆で埋めたり仕掛けを入れたり、研いだりを数回繰り返します。
黒呂色漆を塗ります。
少し黒い部分が出るように研ぎます。
乾いた様子
取手があった部分に洋金梨地粉を蒔き研ぎ出します。
研ぎます。
黒露色漆を塗って
少し強めに研いで研ぎ破りを見せるように仕上げ、艶を上げていきます。
艶上げ完了。
弁柄を拭き取ります。
材料
・不要になったフライパン
・砥の粉
・綿
・水
・生漆
・黒呂色漆
・木地呂漆
・朱合漆
・洋金梨地粉
・弁柄
刻苧で段差を埋めていきます。
固め
全体に生漆を塗りました。
研いで
朱合漆を塗ります。
軽く研いで
再度叢雲塗りをします。
仕上げに向けて艶上げしていきます。
叢雲塗りに使用した和ろうそく
サイズ50号
黒呂色漆を塗って
研ぎます。
砥の粉胴摺り
ペーパーで傷を入れて加飾していきます。
もう一度弁柄を入れて完成です。
完成
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